院長半年のまついです。
東京でラグビーの帯同がありました。
D-Rocksとの試合でした。
綺麗なグランドです。
先日受けた試験の時にお世話になった先生方もマッチデイドクターで参加されておられました。日本全国に仲間がいるのは心強い限りです。
結果は、12対57でした。選手たちは健闘していました。
特に前半は互角以上に戦っていました!
試合帯同の朝は
福岡空港では、ゲン担ぎのカツカレーと決めています。
博多駅では三日月屋のたまごサンドにしています。
朝食べるカツカレーは美味しです。。。カロリーが・・・
試合の日は大体お昼抜きで、帰りのバスの中で試合後の選手用の補食をいただいています。
チームには次戦に向けてまた調子を上げていってもらいたいです。
帰りの飛行機でLINEをチェックしていると来年卒後30年の高校同窓会のグループLINE内で現在のバスケ部の活躍について報告がありました。現役の中学バスケット部員がBリーグに参戦したとのこと。すごい!の一言です。
そろそろ私自身も燃え上がらねばと思っています(^^;
飛行機が遅れ、22時過ぎに自宅帰ると私のベッドにぬいぐるみの山が・・・
娘の仕業です。
娘よ、父は一人で眠れますよ(笑)
大人女子の腰痛
腰椎すべり症で腰痛持ちの受付iです。すべり症は椎骨が前方転位する疾患で、神経根が圧迫され腰痛が起こります。
私の症状は日よって、時間によって様々ですが、1ヶ月の中でも、とくにホルモンバンスが崩れる時に酷くなっている傾向があり、調べてみました。ホルモンバランスが乱れる周期の時は、2つのホルモンが腰痛を悪化させる原因と言われています。
一つ目は、「リラキシン」というホルモンで、骨盤の関節や靭帯をゆるめる働きがあります。その影響で骨盤内の関節や靭帯がゆるみ骨盤全体が不安定になり、ふとした動きで骨盤内を通る神経を圧迫、また不安定な骨盤をサポートするため筋肉に負荷がかかって腰痛の症状を引き起こしてしまうというメカニズム…
もう一は、生理中に分泌が増える「プロスタグランジン」子宮を収縮させて経血を体の外に出す働きをします。このときに周囲の筋肉も収縮させるため、骨盤内の血流が悪くなりやすいそうです。それにともない腰回りも血行不良になり、腰に疲労物質や老廃物が溜まり、痛みが発生する。
最近は運動療法の甲斐もあって、腰痛でたまらないという日も殆どなく過ごせていまた。しかし、寒くなってきて、痛みが少しずつ出始めたので、今回、漢方薬の服薬に頼る事になりました。腰から下が冷えやすい方、しびれや下肢や腰の痛み、むくみ排尿障害等に用いられるお薬です。
服薬し始めて2週間ほどですが、少しずつ効果を感じます。冬に手足先が非常に冷たくなってしまう体質ですが、冷え込んできた今週でも、足先の冷たさを感じませんし、腰痛もほとんど無かったと言ってよい状況でした。生薬が体に合わない方もあるようですが、私にはあっていたようで、この冬は、しばらく服薬を続けてみたいと思います。
桜🌸の咲くころに、服用を続けた結果は、お知らせしたいと思います。
年末年始のお知らせ : 12/30~1/3休診
新米院長まついです。
早いものであと2週間で今年も終わりですね。
私にとっては激動の一年でした。
家族、職員、関係者、そして患者さんに支えられた開業後の半年でした。
年末年始のお知らせです。
当院の年内最終診察日は12月29日(金曜日)になります。年始は1月4日から診療再開です。
また、12月16日は院長不在ですが、浜の町病院時代から一緒に働いてきた後輩が外来担当をしていますのでよろしくお願いします。
しばらく私が更新をサボっていたので、もしかしたら試験に落ちたのではないかと妻の家族が心配していた様です。試験受かりましたよ!でも、この後、もう一つ別の試験も受けています。。。いくつになっても試験は辛いですね。
息子は相変わらず半袖で遊んでいます。
遊んだあと、息子はこれをぺろりと食べます。大物になるといいなぁ。
今年も残すところ後少しです。体調に気をつけて一踏ん張りしましょう!
放射線科より
永遠に続くかと思えた夏も終わり、今度は朝夕の冷え込みで布団から出られなくなって困っている放射線部からのお知らせです。骨粗鬆症(こつそしょうしょう)という病気を聞いたことがある方も多いと思います。だんだん骨が脆くなり、ちょっとした事で骨折しやすくなる病気です。
骨折する部位が背骨や股関節だと生活の質も大きく下がり、場合によっては寿命にまで影響する恐ろしい病気です。
しかも、この病気は自覚症状がなく知らないうちに病気が進行していきます。
そこで骨粗鬆症を調べる方法に骨密度検査(こつみつどけんさ)があります。
今回は当院の骨密度検査装置をご紹介します。
Hologic社のHorizon QDRシリーズ(米国製)です。

骨密度検査と言ってもさまざまな検査方法があります。
超音波を用いて、踵(かかと)や前腕(ぜんわん)を検査するものや、手の骨をX線撮影することで検査するものもあります。
当院の装置はDXA(DEXAと表記されることも。デキサと読みます)法で検査しています。これは2種類の強度のX線を使って骨密度を測るもので、現在最も標準的な検査法とされています。当院では検査部位に金属等が入っていなかったら、腰椎と股関節の2箇所を検査して骨密度を調べます。
検査時間は2箇所検査しても、約5分程度で痛み等はありません。(ただし検査中は動けません)検査部位にボタンや金具がついた服の場合、検査着に着替えていただきます。
また直近でバリウム検査や、造影剤を用いた検査をした方は、時間をおいて検査した方が正確な検査ができます。
膝の会
新米院長まついです。
一気に寒くなりましたね。
沖縄から来た方が福岡ってこんなに寒いんですねと驚かれていました。
さて、私が2008年より参加している膝の研究会が今回100回目の開催となりました。
懐かしい面々が集まっていました。
シャーカステン、VHS・・・若い先生には通じないであろう単語が次々と出てきていました。
10年以上ぶりになる大先輩との再会です。
この会の発起人のお一人です。
大先輩から、松井くん、髪が白くなったなぁ!と言われました。
確かに、部下として働いていた頃は真っ黒でした。ヒゲも黒かったです。
もう一人の発起人である、元教授からも一言、
なんかみんな大きくなったなぁ!あっ、俺が小さくなったのか(笑)
あの頃、すごいなぁと憧れていた先輩方に少しは近づけているのだろうか・・・
これからも整形外科医として少しずつでも進化していきます!
日曜日は筆記と実技の試験を受けてまいります。
朝活@動植物園
おはようございます。
年々朝早く起きるようになっている新米院長まついです。
福岡市動植物園で早朝に朝活ができることを最近知りました。
ご興味がある方は下記をご覧ください。
植物に水やりなどした後に園内で読書したり、ジョギングしたり自由に過ごせるそうです。
植物園で朝活しませんか? 【追加申込み受付中!】
コーヒー持参で読書タイム、四季を感じながらの散歩、園内のアップダウンで一人クロスカントリーなど楽しめそうです。個人的には早朝のバラの香りを独り占めしたいと思いました。
野球肘
新米院長まついです。
スポーツの秋が本格的にシーズンインですね。
我が家は福岡ドームで開かれたマラソンに参加してきました。
福岡ドームのグランドに入ることが今年3回目になりました。
今回息子の本当の目的はマラソンではなく
ベンチ裏にあるブルペンでの投球体験でした!
いつの間にかプロの距離(18.44m)でいい球を投げられるようになっていました。
用意されていたボールは子供でも投げられる軽めの練習球でした。
私も投げましたが、ワンバウンド・・・暴投・・・(汗)
野球といえば整形外科では野球肘で受診されることがあります。
野球肘は大きく2つに分けられます。
・内側型
・外側型
さらに障害組織に応じて細かく分類されていきます。
靭帯損傷、成長軟骨障害、軟骨損傷、筋損傷、神経障害など。
近年はピッチャーの肩や肘への負担を考え、投球数の制限などが設けられるようになってきました。学生野球の現場では検診なども行われるようになってきています。気がつけば、プロ野球でも、先発→中継ぎ→→クローザーという流れが当たり前になった気がします。
野球肘の多くは投球を中止することで痛み自体は改善することが多いです。その上で、再発予防が必要と考えます。当院では必要に応じて、PT、OTが対応し、モーションキャプチャーでも評価しながら治療、再発予防にあたります。
試合のカメラとHIA
新米院長まついです。
大分で開催されたキューデンvsキャノン戦に帯同してきました。
相手はさすがD1のキャノンでしたが、キューデンも2トライ決めました!この調子で頑張って欲しいです。
大分にある豊後企画フィールドで行われました。大分駅から車で10分くらいでした。現在大分県がスポーツ合宿の誘致を行っているということでした。
ゆるキャラのたかモン。高崎山のモンキーだそうです。。。この日はおそらく1000人ほどのお客さんが観戦に来られていました。
さて、キューデンのハリーポッター・・・ではなく、後光が差している鎌田選手です。試合のビデオを撮影されていました。青空が綺麗な写真には目を凝らすとあるものが写っています。わかりますか?
上空に映る小さな黒い影があります。ドローンです。
こちらも試合の様子を終始撮影しています。
練習試合では各チームのビデオとドローンですが、公式戦ではさらにカメラが追加されます。その名もホークアイ。サッカーのVARのようなものです。世界中で使用されていますが、Sonyの製品とのことです。チームドクターとして関わるのはHIA(ヘッドインジャリーアセスメント)という脳震盪判定の際です。
ラグビーではコンタクトの際に頻度は多くないのですが、脳震盪を起こすことがあります。現在ラグビーに関わる人たちは脳震盪の講義などを受けることが義務付けられていて、脳震盪を起こした際はその手順に沿った評価と段階的復帰を行わなければなりません。
試合中、メディカルスタッフや選手自身が気が付かずに脳震盪を疑う状況が発生していることがあります。その際試合会場に来ていただいているマッチドクターがホークアイを確認し、脳震盪が疑われる場合、チームドクターに確認、選手を試合から離れさせ、脳震盪の評価を行うことがあります。現在では、選手を守るために必要な装置となっています。
試合後は、いつものように選手とお客さんのふれあいタイムでした。選手を目の前に、目がキラキラした人達で溢れかえっていました。
今後も試合の様子、ドクターとしてみたラグビーを報告してまいります。
帰りの電車ではタイからの旅行者の方とずっと話していました。携帯の充電で困っていた様子だったので私の座席にあった充電コンセントを使っていただきました。私が海外旅行をしていて一番感じるのはお互い英語が母国語ではない人同士の英会話が一番長く話ができます。お互いに一生懸命理解しようとするからだと思ってます。院内では私が一番カタコトです。英語も勉強しなければです!
博多駅に戻るともうクリスマスツリーが点灯されていました。毎年寒空の下で飲むホットココアとホットワインが美味しいです。長男はサンタさんにTOPPSの野球選手カードをお願いするそうです。小さい頃に憧れるってすごいパワーを生みますよね。ぜひ夢に向かって頑張って欲しいです。
リコーブラックラムズ戦
新米院長まついです。
10月28日は土曜日の外来を代診の先生にお願いし、ラグビーの帯同に行ってまいりました。
二子玉川駅から10分くらいのところにあるリコーブラックラムズのホームグランドです。
世田谷の住宅街に突然大きな球場が現れます。専属の芝管理職人が常駐されているようで良い芝のコンディションでした。
昨シーズンまで仲間として活動していたトレーナーが移籍した先でもあります。
プロチームでは移籍も実力UPの一環です。
今日は対戦相手としての再会です。
試合前の練習を見るのも迫力があり楽しいかもしれません。
試合中、私はサイドラインを行ったり来たりします。
ラグビーでは余程のことがない限り、メディカルが入る際も試合が止まりません。最初は屈強な選手の中に入っていくのに勇気が入りました。
下の写真は試合中にいつも持っているものです↓
バッグの中には選手用のバンテージやグリップ剤、ガーゼ、ワセリン、選手のコンタクトレンズ、試合中にスタッフ間でやり取りをするためのインカム、選手用のタオル、治療中の選手に使用する飲み物など結構持ち物が多いです。タオルの左に見える青に黄色のポーチには人工呼吸用の器具が入っています。試合会場には必ずAEDも準備します。使わないことを祈るばかりです。あと、秘密のお守りを必ず持っています。
19対19で同点でした。関東は日が暮れるのが早いです。
試合後スタッフと一緒に片付けをしていると何やら行列が・・・
試合後はハロウィンということで両チームの選手が花道を作りお客さんにお見送りとお菓子のプレゼントをしていました。九電と同じく、観客席とグランドが近い地元チームならではです。ラグビーの試合の後は選手が気さくに写真撮影など応じてくれるのもいいところですね!
この後選手のチェックを行い帰路に着きました。山口県上空で窓から花火が見えました。
双子の卵に続き、またいいことありそうな予感です。
ラグビー部は11/3の練習試合から合宿に入ります。いよいよ12月からリーグ戦の開幕です!
🚩レッドフラッグサイン🚩
新米院長まついです。
開院して4ヶ月が経過しました。
休日にスポーツ体験イベントに参加してきました。
息子は早く走るトレーニングコースに参加しました。
ふむふむ、なかなかいい前傾具合。少し猫背気味かな。
娘はチアガール体験。
立ち方は、みんなチアですね。
この年代の子供は割とX脚気味です。
お子さんのスポーツでの痛みはなかなか判断が難しいことがよくあります。
特にある程度高いレベルで活動している場合、コンタクト系のスポーツではどの程度の痛みで受診すればいいか悩むところです。
成長期のお子さんの腰痛に関しては、レッドフラッグサインと呼ばれるものがあります。
・特に成長期のお子さん
・2週間以上続く強い腰痛
・脊椎を伸展(背中を反る)した際の痛み
上記のような腰痛の場合、その半数以上が分離症(背骨の疲労骨折)を生じているとの報告もありますので整形外科への受診をおすすめします。日頃から整骨院にお世話になっている患者さんもおられるかと思います。最近では、上記のような場合、整骨院の先生から整形外科受診をお伝えいただけるケースが増えております。
分離症は、初期〜進行期であれば保存療法で治療可能と考えられています。また、末期の場合で疼痛が強く残る続くに手術を検討されることもありますが、現在脊椎外科の先生中心に、末期であってもできるだけ手術なしに痛みが出ないようにしていくという試みもされています。早めに整形外科への相談をされてください。