最近ようやくアイスコーヒーの美味しさに気がついた院長まついです。暑い。
私がチームドクターをさせていただいているKyuden Voltexも、シーズンインに向け走り出しています。
ラグビーの世界では、「One for all, All for one(一人はみんなのために、みんなは一人のために)」という言葉が大切にされています。VoltexではBrotherhood(兄弟愛かな?)がこれに当たります。
まさに“利他”の精神。仲間のために、自分を犠牲にしてでもプレーする。そんな姿勢がチームを支えています。でも実は、利他の行動は「自利」──つまり、自分自身の成長や充実にもつながっていきます。誰かのために行動した結果、信頼され、仲間に必要とされ、結果として自分の存在価値が高まる。
それは医療の現場でも同じで、チーム医療の中での小さな「利他」が、最終的に患者さんの笑顔や、自分のやりがいにつながります。そしてどこにいても求められる人材になると考えています。
利他と自利は、相反するものではありません。他人を思いやることで、巡り巡って自分自身も満たされていく、それが、私がラグビーと医療の現場で学び続けていることです。
今シーズンも、そんな循環を大切にしながら、選手たち、スタッフ、そして患者さんと向き合っていきたいと思います。
今年は練習が例年以上にハードなようです。