フィジオ5D

今日はリハビリテーション部からの投稿です。
今回は干渉波治療器『フィジオ5D』について説明します。
主に痛みに対しての治療に用いる干渉波治療器です。
対象疾患としては、腰痛、変形性膝関節症、肩関節周囲炎などの痛みに対して、幅広く対応できます。また当院で採用しているフィジオ5Dは、急性、慢性(筋性、神経性、関節性など)両方に対応でき、EMSモードでトレーニングと併用することで、より筋肉に刺激を与えるなど、患者さんによって、治療方法を変更することができます。
干渉波とは複数の異なる周波数の電流を交差させたときに発生する新しい周波数の電流のことを言います。干渉波の刺激で筋肉を収縮させ、筋ポンプ作用を働かせることで、痛みのある部位や筋肉が硬い部分に対するマッサージ効果や血行促進効果、鎮痛効果が生まれます。
従来の干渉波は単一電極導子を用いるタイプが一般的でしたが、このフィジオ5Dは特殊な複数の電極を用いた干渉波電流を3次元的に発生させることができ、より深層部(股関節など)のポイントに刺激を届かせやすくなっています。下の図のようなイメージです。

みなさんご存知の数々のトップアスリートもフィジオ5を使われています!あの有名選手は普段のリカバリーの一環で使用されたり、登板間に腕や肩の疲労を取るために使われているそうです。是非、SHOWタイムで痛みやコリの緩和、血流改善を実感されてください!

先日地域のミニバスケでトレーナー活動を行ってきました。
夏の体育館は蒸し暑く、その中で運動しながら汗をかいている小学生に感銘を受けました。
バスケットボールは、足関節捻挫や腰痛などが起こりやすい種目です。
そんな時は、このフィジオ5Dの出番かもしれません。
スポーツに限らず、痛みがある方は一度病院でご相談ください。